
古くから熱海は豊かな自然と名湯に育まれ、文化の香りに満ち溢れた街でした。
江戸時代には徳川家康が二人の息子を連れ、湯治のために熱海を訪れたことから、人々の往来が益々活発となりました。
明治期を迎えると、国内有数の温泉観光地として様々な文人墨客がこの街を訪れるようになり、優れた文化作品を数多く残しています。
熱海芸術祭はここ文化の街・熱海をステージに、新しい芸術の息吹を感じていただけるイベントを街全体で開催いたします。
熱海の街はもちろん、海や山も舞台に展開する熱海芸術祭は、熱海を中心に活動するアーティストの多彩な作品を楽しむアート・イベント。未知なる音楽へ誘う刺激的な音楽祭、アーティストの制作発表、怪獣映画の上映やトークなどが多彩に展開されます。秋の熱海で温泉に浸かりながらアートをお楽しみください。
「『アートde 熱海』シン・アタミ15の表現の世界」 今回で15回目となる「熱海アートエキスポ」は、歴史と文化 に彩られた熱海の街を、散策しながら多彩な作品を楽しむ アートイベントです。 熱海を中心に活動するアーティストたちが、絵画、彫刻、陶芸、鍛金、ファッション、裂織り、書、漫画、イラスト、写真、竹細工、プロダクトデザインなど、多岐にわたる作品を披露します。
「熱海を怪獣の聖地に」をキャッチフレーズに、みんなが知ってる大怪獣の映画や、ここでしか見られないレアな作品、未来の有名監督が手がける自主制作の怪獣映画などなど、多彩な怪獣映画の上映と豪華ゲストのトークイベントを開催します。屋外イベントとして「熱海怪獣ビール祭り」ではキッチンカーが集合。街なかの飲食店ではコラボメニューも展開するなどグルメな人も大満足の2日間です!
今年の「ATAMI ART GRANT」は、招聘によって選出された15組のアーティスト作品を中心に展開します。5年目となる今回は特定のテーマを設けず、作家の自由な発想と表現をより尊重した開催を目指します。行政・企業・市民の協力のもと、熱海市内各所に作品が展示され、街とアートが響き合う多様な風景を生み出します。
ジャンルに当てはまらない、その場でしか生まれない音楽を街とともに作り上げる音楽祭。世界的に活躍する音楽家・ダンサー・作家等を招き、コンサート、路上ライブ、パレード、対談、ワークショップなどで熱海の街の魅力を参加者と共に楽しみます。今年のテーマは「海へと向かう 坂道のラビリンス」。今年も海辺にラビリンスドアが現れます! プロデュース:巻上公一(音楽家)、出演:町田康(作家)、佐藤允彦(ピアノ)、中西俊博(バイオリン)など
熱海市名誉市民で文化勲章受章彫刻家である澤田政廣の彫刻などを展示しており、今回は「身にまとうもの」をテーマとした展覧会を開催します。澤田作品の中で、肖像彫刻を除いては現代的な衣装を身にまとった人物像は少なく、古事記に登場する神を表現した作品には日本の古代の衣を、仏教的テーマの作品には薄く長い布を身にまとわせています。彫刻の衣装の違いに注目し、作家が好んで表現した衣装の色や形を探求し展示いたします。
芸妓衆がお稽古をする場、芸妓見番は、1954年に現在の建物が完成しました。当時としては立派な建物で、東海一の芸妓組合と称されました。現在は、ここを会場に毎週土、日曜日に「湯めまちをどり華の舞」を開演しています。普段はなかなか見ることができない芸妓によるプロの踊りを鑑賞できます。着物の着こなしや振る舞いも一緒にご堪能ください。
休館日|毎週木曜日(祝日の場合は開館)
開館時間|9:30~16:30(最終入館時間16:00)
休館日|毎週木曜日(祝日の場合は開館)
11月15日(土)〜12月7日(日)
もみじライトアップ 16:30~21:00